山梨県体育祭り馬術大会にて(00/09/30-10/01)。

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あいにくの雨の中（と言っても1日目だけですが）、山梨県馬術競技場にて行われたこの競技会では、
私の知っているところで3頭の元競走馬たちが、それぞれの舞台で活躍していました。
ファンドリリヴリア、シリウスランド、メイショウヨシイエ。
なぜか「現役時代は高橋成忠厩舎所属」という共通項を持っていたりする
この3頭の活躍ぶりを、レポートにまとめました。
（ちなみに3頭とも、現在、山梨県馬事振興センターにいます）

●ファンドリリヴリア。
　1日目の『小障害飛越競技B　オープンクラス』と、
　2日目の『小障害飛越競技A　オープンクラス』および『中障害飛越競技B』に出場していました。
　現役時代から、雨の日は走りたくなさそうな顔をしていた記憶がありますが、
　今回も気分が乗らなかったのか、1日目、競技開始のベルが鳴るとイヤイヤをして下がっていく場面がありました…。
　前回彼の姿を見た4月の競技会では気持ち良さそうに競技に臨んでいたので、やはり雨が嫌いなのでしょうか。
　しかし、相変わらずしっかり跳んでました。ただ、ちょっとタイムが遅いところもそのまんまだったのですが。
　2日目は、少し高い障害に挑戦してました。高さは1mくらいあったでしょうか。
　しかし、まだ慣れていなかったのか、落下や飛越拒否があったりして、それだけ減点も大きかったです。
　まあ、これからに期待、でしょう。
　ちなみに、今回は入賞できなかったようです。

●シリウスランド。
　…皆様覚えていらっしゃいますでしょうか？
　ダイユウサク産駒で、障害でそこそこ活躍していた馬です。
　（ついでに言えば、あの「百戦錬磨」ことスペインランドの甥なんです）
　1日目の『小障害飛越競技C』と、2日目の『二段階障害飛越競技』に出場していました。
　乗馬としては若手の7歳ということもあってか、はつらつとスピード感あふれる飛越が印象的でした。
　1日目の競技では2位に入賞していました。これからも、スピードで勝負する種目で活躍が期待できるでしょう。

●メイショウヨシイエ。
　2日目の『山馬連第1課目馬場馬術競技』に出場、2位に入賞していました。
　上記2頭とは違って馬場馬術に出場していたのが少し意外でした。
　なんというか…、あのゴツい馬体で優雅に演技をしているところが。
　頭が高くならないように矯正馬具をつけていましたが、とくに問題なく、規定の運動課目を黙々とこなしていました。
　現役時代は気性が激しかったそうですが、すっかりおとなしくて、
　引退して1年も経っていないのに、もう身体の芯から乗馬になっていました。

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アンダーザミント(ZVB10266@nifty.ne.jp)